大人のための星とタロット/文月メロ

「鑑定という言葉」 ーその言葉に少しとまどうー

「鑑定という言葉」

-その言葉に少し戸惑う-

こんにちは。
文月メロです。

こちらのサイトを開く時に、
どのような事を書けば良いのか、
とても悩みました。(かなり!)

自分の気持ちをツラツラと
書くのも良いのですが、
やはり相手があることを少し意識して、
書いてみようと思います。

サイトには「鑑定」と書いてありますが、
実はこの言葉に、
少し戸惑っている私がいます。

最初のコラムで述べたように、
私は断定的な言い方が
あまり得意ではありません。

「うまくいく」
「うまくいかない」

占いというと、
どうしても吉凶が付きまといます。

占いという性質上、
仕方のない部分もあり、
サイトにも「鑑定」と書いていますし、
自分のことも「鑑定士」と表記しています。

ですが、
本当はもう少し違う呼び方が
あるのではないかな、
と今も少し迷っています。

さて、
なぜ私が「鑑定」という言葉に
戸惑いを感じたのか。

星読みのライターとして著名な
石井ゆかりさんの著書には、

「うまくいく」
「うまくいかない」

という二元論だけで
人を語ることに、
疑問を投げかけていました。

電話占いでは、
時間の制限もあります。

どうしても、白か黒か、
YESかNOか、
そんな話し方になりやすい部分があります。

もちろん、
限られた時間の中で、
私なりにカードや占術を通して、
感じたことやアドバイスを
お伝えしています。

ですが実際には、
お客様の声の雰囲気や、
話し方、
言葉の温度から
感じ取っている部分も
とても大きいのです。

このサイトを作ったのも、
電話だけでは伝えきれなかった
モヤモヤを、
少し言葉にしてみたかったからかもしれません。

なので、
「鑑定」というより、
お客様との「セッション」
に近いのではないかな、
と最近は感じています。

後々、
呼び方を変えるかもしれません(笑)

占いにも、
本当にさまざまな形があります。

白黒はっきり知りたい人もいれば、
気持ちを整理したい人もいます。

そして、
占い師との相性もあります。

だからこそ、
時にズレが生まれることも
あるのだと思います。

私は、
石井ゆかりさんの本の中にあった、

「占いによって相手を見定めることなどできない」

という言葉に、
とても共感しました。

本当に、
そう思うのです。

人は、
それぞれ違う星の下に生まれています。

葛藤の多い配置を持つ人もいれば、
比較的スムーズに
物事を進めやすい人もいます。

ですが、
だからといって、

「恋愛運がない」
「結婚に向かない」
「金運が悪い」

そんなふうに、
その人の人生を
決めつけることはできないと、
私は思っています。

ちなみに、
私自身も昔、
そういう事を言われたことがあります(笑)

ですが私は、
少しひねくれているので、

「じゃあ、なぜそう感じるんだろう?」

と、
逆に自分を知りたくなりました。

そして先生からは、
現象を予測するだけではなく、
もっと立体的に
人の心を読むことを
教えていただきました。

人は、
平面ではありません。

ひとつの性格だけで
出来ているわけでもありません。

たとえば、
西洋占星術で
「蟹座の女性」と聞くと、

愛情深い、
母性的、
思いやりがある、

そんなイメージが
浮かぶかもしれません。

けれど、
それはあくまで
その人の一面です。

蟹座だから、
必ず家庭的、
必ず恋愛や結婚向き、
というわけではありません。

そこだけで判断してしまうと、
占いと現実が
ズレてしまうこともあります。

では、
そのズレは
変えられない宿命なのか。

私は、
そうは思いません。

たしかに、
ネガティブに見える側面は、
誰の中にもあります。

ですが、
その部分に光を当て、
自分を理解するために
占いを使うこともできる。

私は、
そう考えています。

断定することが苦手。
「鑑定」という言葉にも、
少し戸惑いがある。

そんな自分だからこそ、
この場所を作ってみようと思いました。

こうして言葉にすることで、

「それでも話してみたい」

そう思ってくださる方が
いらっしゃれば、
お悩みを一緒に整理する
お手伝いができたら嬉しいです。


☆参考書籍
『星占いのしくみ』
-運勢の「いい」「悪い」はどうやって決まるのか?-』

石井ゆかり/鏡リュウジ 著
平凡社新書
 
2026/05/28 占いコラム

この記事へのコメント

コメントはまだありません。

コメントを送る

必須
 
※ メールアドレスは公開されません
任意
必須
Loading...  画像の文字を入力してください