手放した先に、本当の気持ちが見えてくる。水星逆行と海王星逆行が重なる7月
大人世代の皆様、こんにちは文月メロです。
7月に入り、蒸し暑さも本格的になってまいりました。今、空の上では少し珍しい重なりが起きています。6月末から続いている水星の逆行(蟹座)に、7月7日からは海王星の逆行(牡羊座)が加わり、しばらくの間、二つの逆行が重なっているのです。
「逆行」と聞くと、なんとなく身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。今日は、この時期をどんな気持ちで過ごすとよいか、暮らしのヒントも交えながらお話しします。
蟹座の水星逆行:言葉より、気持ちを大切に...
水星逆行は、連絡の行き違いや、予定の変更が起きやすいと言われる時期。今回は「感情」や「身近な人との絆」を象徴する蟹座で起きているため、いつもより言葉のやり取りよりも、気持ちの機微が大事になってきます。
ご家族やお友達との何気ない会話で、「あら、そんなつもりじゃなかったのに」とすれ違いを感じたら、それも今の時期らしい出来事。焦って誤解を解こうとするより、少し間を置いてから、丁寧に想いを伝え直す方がうまくいきやすいものです。
牡羊座の海王星逆行:理想と本音を、そっと見つめ直す...
7月7日、小暑と七夕の頃に始まった海王星の逆行は、12月まで続く長い期間です。海王星は「夢」や「理想」を司る星。牡羊座という「自分自身」を表すサインで逆行することで、**本当はどうしたいのか**という問いが、静かに心に浮かんでくるような時期になりそうです。
「こうあるべき」と思い込んでいたことが、実は誰かに合わせていただけだった、と気づく方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、慌てて答えを出さず、手書きの日記に書き留めてみるのも良い過ごし方です。最近は「三行日記」のように、簡単な一言だけを書き残すスタイルも人気だそうですが、ちょうど七夕の頃でもありますから、「今日、本当はこうしたかった」という本音と一緒に、「ありがとう」「心穏やかに過ごせますように」といった願いごとや感謝の一言を添えてみるのもいいかもしれません。後から読み返すと、それがそのまま本音のヒントになってくれます。
牡羊座に流れる、もうひとつの物語...
実は今年の2月、この牡羊座という舞台で、土星と海王星が320年以上ぶりにぴったり重なるという、大変珍しい配置がありました。「現実」を司る土星と、「理想」を司る海王星が同じ場所で出会うのは、およそ36年に一度のこと。それが牡羊座という「始まりのサイン」で起きたことから、当時は「時代の節目」として話題になりました。
今はその二つの星が少しずつ離れ、それぞれのペースで歩みを進めていますが、2月に蒔かれた「本当はどう始めたいのか」という問いの種は、牡羊座という同じ舞台の中で、今もゆっくり育ち続けています。今回の海王星逆行は、いわばその種に、もう一度水をやるような時期。急いた気持ちを一度置いて、根っこの部分を見つめ直すのにぴったりのタイミングと言えそうです。
二つが重なる今週:感じることを、急がなくて大丈夫...
水星逆行と海王星逆行が重なるこの時期は、感情と本音が同時にゆっくり動く期間。涙もろくなったり、逆に妙に静かな気持ちになったり、そんな揺れを感じても不思議ではありません。
大切な決断や高額なお買い物は、できれば逆行が明ける7月24日以降まで待てると安心です。すぐに結論を出そうとせず、「今、自分は何を感じているのだろう」と、少し立ち止まってみる。そんな過ごし方が、この時期にはよく合います。
暮らしの中で心を整える...
ちょうど今は二十四節気の「小暑」、梅雨の湿気を含んだ生ぬるい風が吹き始める頃です。こうした季節の変わり目は、心も体も揺れやすいもの。
- 湯船にゆっくり浸かって、汗とともに気持ちも流す
- 白湯や常温のお水をこまめに摂り、体を冷やしすぎない
- 一人で静かに過ごす時間を、少しだけ意識してつくる
こうした小さな積み重ねが、揺れる気持ちと上手に付き合う助けになります。
おわりに...
今回の逆行の重なりは、何かを大きく変える時期というより、自分の内側にある本音に、そっと気づくための時期なのかもしれません。
答えを急がず、感じるままに過ごす。そんな一週間をお過ごしください。
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参考:国立天文台「暦要項」「ほしぞら情報」、二十四節気・七十二候関連資料