火星が教えてくれるもの
―自分の本音を行動に変える力―
大人世代の皆様こんにちは。
文月メロです。
本日の天体コラム➄「火星」のお話をしようと思います。
占星術で火星は「行動力」や「情熱」を表す天体です。
火星という名前から、
怒りや争いを連想する方もいるかもしれません。
確かに火星には攻撃性や競争心という意味もあります。
ですが本来の火星は、それだけではありません。
「やってみたい」
「伝えたい」
「変わりたい」
そんな気持ちを行動へと変えていく力。
それが火星なのです。
◆ 我慢し続けた本音はありませんか?
40代、50代、60代になると、
若い頃のように勢いだけでは動けなくなります。
家庭や仕事、人間関係。
さまざまな経験を重ねる中で、
「本当はこうしたかった」
「本当はこう言いたかった」
という気持ちを胸の奥にしまい込んできた方もいらっしゃるかもし
れません。
周囲との調和を大切にすることは素晴らしいことです。
けれど、自分の本音をずっと後回しにしていると、
どこかで心が疲れてしまうことがあります。
火星は、
「その気持ちを行動に移してみませんか?」
と問いかけてくる天体でもあります。
◆
怒りは悪いものではありません
火星は怒りとも関わります。
怒りというと、できれば感じたくない感情かもしれません。
しかし怒りの奥には、
「大切にしてほしかった」
「理解してほしかった」
「本当はこうしたかった」
という願いが隠れていることがあります。
怒りを誰かにぶつける必要はありません。
けれど、
その感情が何を伝えようとしているのかを見つめることは、
自分自身を理解する手がかりになります。
◆ 火星は車のエンジンのようなもの
ある占星術家は火星を「車のエンジン」に例えています。
エンジンそのものに善悪はありません。
大切なのは、その力をどこへ向けるかです。
自分を証明するために使うのか。
誰かと競うために使うのか。
それとも、自分らしく生きるために使うのか。
火星は強いエネルギーを持っています。
だからこそ、
その力を自分の人生のために活かしていくことが大切なのです。
◆
大人世代の火星
若い頃の火星は、
「とにかく前へ進む力」
だったかもしれません。
けれど人生の後半になると、
「本当に大切なことに力を使う」
という形へ変化していきます。
無理をして頑張ることだけが火星ではありません。
好きなことを始める。
やりたかった学びに挑戦する。
会いたい人に会いに行く。
小さな一歩を踏み出す。
年齢的に遅いのではないかと考え、諦めてしまう前に、
「どうしたらできるだろう?」
と考えてみること。
すべてを完璧にできなくても、
半分以上できたら十分。
そんな気持ちで取り組むことも、
大人世代ならではの火星の使い方なのかもしれません。
そんな行動もまた、火星の働きです。
◆
おわりに
火星は私たちの中にある「行動する力」です。
人生経験を重ねるほど、失敗を恐れたり、
慎重になったりすることもあります。
それでも、
「やってみたい」
という小さな火種が心の中に残っているなら、
それは火星からのメッセージかもしれません。
皆さまの火星は、どのような形で力を発揮しているでしょうか。
ご自身のホロスコープを眺めながら、
これからどんなことに情熱を注ぎたいのかを考えてみるのも面白い
かもしれませんね。